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ENEOSカード3種類の特徴整理
(*1)年1回のカード利用(QUICPay・ETC含む)で次年度年会費無料
上記の表をもっと簡単に書くと次のようになります。
C (キャッシュバック) | S (スタンダード) | P (ポイント) |
|
---|---|---|---|
カード | ![]() | ![]() | ![]() |
年会費 | × | ○ | × |
ガソリン現金割引 | ○ | △ | × |
ポイント還元(ガソリン) | × | × | ○ |
ポイント還元(ガソリン以外) | × | ○ | ○ |
申込み | ![]() | ![]() | ![]() |
ENEOSカード3種類の比較
C(キャッシュバック)とS(スタンダート)の比較
カード利用月額から検証
カード月額利用額から、検討すると下記の通り毎月20,000円以上のカード利用をしない限り、S(スタンダード)がお得ということになります。(10,000円〜19,999円の利用額において、割引額が同じですが、Sは加盟店利用でポイントが発生するため、Sを有利とさせていただきました。)
カード月額利用額 | C (キャッシュバック) | S (スタンダード) | 有利 |
---|---|---|---|
70,000円以上 | 7円/L割引 | 2円/L割引 | C有利 |
50,000円〜69,999円 | 5円/L割引 | ||
20,000円〜49,999円 | 4円/L割引 | ||
10,000円〜19,999円 | 2円/L割引 | S有利 | |
10,000円未満 | 1円/L割引 |
年会費を加味した検証
C(キャッシュバック)が有利になった人(毎月20,000円以上カード利用する人)向けの検証です。Cは、毎年1,350円の年会費が発生します。その費用の捻出に必要な給油量は以下の通りです。月平均給油量に達しない場合は、S(スタンダード)が有利となります。
C (キャッシュバック) | S (スタンダード) | 差 | 1,350円分 の給油量 | 月平均給油量 |
---|---|---|---|---|
7円/L割引 | 2円/L割引 | 5円/L | 270L | 22.5L |
5円/L割引 | 3円/L | 450L | 37.5L | |
4円/L割引 | 2円/L | 675L | 56.25L |
CとSの有利な早見表(結論)
C(キャッシュバック)が有利になるためには、最低でも月に22.5L以上の給油が必要です。また、カード利用額も多くないと難しい状況です。
カード月額利用額 | 月給油量 22.5L未満 | 月給油量 37.5L未満 | 月給油量 56.25L未満 | 月給油量 56.25L以上 |
---|---|---|---|---|
70,000円以上 | Sが有利 | Cが有利 | ||
50,000円〜69,999円 | Sが有利 | Cが有利 | ||
20,000円〜49,999円 | Sが有利 | Cが有利 | ||
10,000円〜19,999円 | Sが有利 | |||
10,000円未満 | Sが有利 |
P(ポイント)とS(スタンダート)の比較
年会費の検証
P(ポイント)は、年会費1,350円が発生します。その年会費に相当するポイントは、1,350ポイントです。つまり1,000円の利用で30ポイント付与されるので、年間45,000円(月平均3,750円)の給油を行わないとS(スタンダード)が有利となります。
2円/L割引と1,000円で30ポイントを加味した比較
ガソリン給油単価を150円/Lとします。上記の通り年会費分に相当する月額3,750円の給油は25L(=3,750円÷150円/L)になります。しかしながら、S(スタンダード)だと2円/L割引があるため50円(=25Lx2円)割引が発生します。P(ポイント)の1,000円で30ポイント付与とは、4.5円/L割引(=30円(ポイント)÷(1,000円÷150円/L))に相当します。50円の差は、20L(=50÷(4.5-2))に相当します。つまり月間45L(=20L+25L)以上の給油でPが有利になることを意味しています。ガソリン単価別にまとめた表が以下の通りです。
ガソリン単価 | 3,750円分 の給油量 | C利用時の 2円/L割引額 | Pが有利になる 給油量 |
---|---|---|---|
110円 | 34.1L | 68.2円 | 86.6L以上 |
120円 | 31.3L | 62.5円 | 70.4L以上 |
130円 | 28.8L | 57.7円 | 59.3L以上 |
140円 | 26.8L | 53.6円 | 51.2L以上 |
150円 | 25L | 50円 | 45L以上 |
160円 | 23.4L | 46.9円 | 40.2L以上 |
170円 | 22.1L | 44.1円 | 36.3L以上 |
180円 | 20.8L | 41.7円 | 33.1L以上 |
P(ポイント)とC(キャッシュバック)の比較
月間給油量が多く、カード利用料の多い方は、PとCの比較が気になると思いますので、最後の比較を行います。「1,000円で30ポイント還元」を「ガソリン割引」の相当額に置き換えることで比較が可能です。
ガソリン単価 | 1,000円で30ポイントをガソリン割引に置換え | 4円割引 (20,000円〜) | 5円割引 (50,000円〜) | 7円割引 (70,000円〜) |
---|---|---|---|---|
110円 | 3.3円/L割引 | Cが有利 | ||
120円 | 3.6円/L割引 | Cが有利 | ||
130円 | 3.9円/L割引 | Cが有利 | ||
140円 | 4.2円/L割引 | Pが有利 | Cが有利 | |
150円 | 4.5円/L割引 | Pが有利 | Cが有利 | |
160円 | 4.8円/L割引 | Pが有利 | Cが有利 | |
170円 | 5.1円/L割引 | Pが有利 | Cが有利 | |
180円 | 5.4円/L割引 | Pが有利 | Cが有利 |
ガソリン単価が上昇すると、Pが有利になってきます。最近原油の値段が下がっていますので、当面はC(キャッシュバック)が有利になるように思います。
最後に
通常のカード利用を考えると、S(スタンダード)の選択がいいように思います。それぞれライフスタイルに応じた比較をしてみてください。